強固な杭を固い地盤に構築して建物を支える杭基礎構造を採用。杭には場所打ち鋼管コンクリート杭を採用し、地下(GLからの深さ)約26m付近の固い地盤を支持層としています。(住棟のみ)
鉄筋が錆びて体積が増すと、コンクリートを外側に押し出し、破損の原因になります。これを防ぐため、最小かぶり厚さ10mmを加えた数値を設計かぶり厚さに設定しています。
耐久性の高い建物を実現するため、水セメント比を50%以下に設定しました。
※柱・梁・壁等の主要構造体に採用(杭、付属施設、外構等を除く)
30N/mm2(1㎡に3000tの圧縮に耐えられる強度の設計基準強度)をもつ高い強度のコンクリートを採用しました。
※杭、付属施設、外構等を除く。
構造壁の鉄筋を二重に組み、シングル配筋より高い強度と耐久性を発揮します。
※一部除く。
工場で特殊溶接して閉じた形にした帯筋で、一般的な帯筋よりも耐久性に優れています。
※基礎部を除く。
地震によって玄関扉の枠が変形した場合でも扉が開くよう、扉の戸先と上下の三方のスペースに余裕を持たせ、扉が枠に接触しないよう配慮しています。
震度5程度以上の揺れや、ガスの消し忘れによる異常な使用量を感知した場合、ガスの供給を自動的にストップします。
バルコニー面のリビング・ダイニングと隣接した洋室の間の壁を極力少なくすることで、窓が一体的に見える連窓サッシを採用。開口部が広くなり、明るく開放的な空間を実現します。
従来の工法では出現していた梁を戸境壁に内蔵することにより、スッキリとした室内空間を実現します。※一部住戸除く。
住戸間の戸境壁は約200mm以上を確保。建物の基本設計の段階から耐久性や遮音性を高める配慮をしています。
各居室約200〜230mmのスラブ厚を確保することで重量床衝撃音を軽減します。 ※最下階を除く。
約200〜230mmのアンボンドスラブを採用し、小梁をなくしたフレキシブルな空間を実現。(水廻り段差部、玄関踏込み部、一部床、一部のタイプを除く)
住宅性能表示制度の「省エネルギー対策」における等級4の基準を満たしています。
※一部該当しない箇所があります。
外壁は約150mm以上のコンクリート壁、または100mm以上のALCに加え断熱材を施し、断熱性に優れた構造としました。
2つの性能評価により、マンション全体の基本性能を客観的に知ることができます。
本件は一次エネルギー消費量の大きな削減のための対策が講じられている物件として等級4を取得予定です。